元彼に今日は会いたくない由のメールを
送ったあと、彼からもメールが返って来ました。
そのメールには、
「もしかして まだオレのこと思っててくれたんや。
もう大丈夫かな?と思って 誘ってみたんやけど・・。」
・・・やっぱり そうだった。
彼の中ではもう過去の女で、友人の一人でしかない。
一瞬でも心をときめかせて 期待してしまっていた私
バカみたいや・・。
終わってしまった。完全に・・。
あきらめの気持ちで 胸がいっぱいになりました。
ところが、予想もしないことが起こったのです。
そのメールを読んでから数十分後、
また元彼から電話がかかってきました。
「今日はどうしても会えないの?都合悪いの?」
「そうじゃないけど、やっぱり
今更会ってもいいのかな?って思って・・」
私が断るなんて彼は予想もしていなかったでしょう。
なにか、彼の方が焦っているようでした。
押し問答しているうちにと、だんだん
怒りっぽい口調になってきてるようにも
聞こえました。
なので、とりあえず会うことになりました^ ^;
なんだかんだとあって やっと再会。
ごちゃごちゃとなったお陰で
いい意味で緊張が吹き飛びました^ ^;
さあここからは
まずは、当たり障りのない話から
徐々に情報収集をしていくこと。
久しぶりに会った彼は全く変わってなくて
ノンも変わってないなあと言いましたが
私が少しスリムになっていることには気がついてくれました!
ご飯を一緒に食べることになり
以前、よく行っていた和食の店に入り
いつものメニューを注文しました。
向かい合うと恥ずかしい・・。
彼も「目見られへんな」とか言っていました。
ハニカンだ彼の顔が愛おしい。
私ドキドキする。
彼は以前は私と同じ会社だったので、
当時仲良くしていた人の話とか一通り話しました。
すると、「別れてからノンは出会いはあった?」
と彼の方から聞いてきました。
「ううん・・ないよ」
「そっちは どうなん?」
「ああ、紹介はしてもらったんやけど合わんかった~」
と言いました。
正直ホっとしました♪
ということは今日は会っても良かったんや。
余計なこと考え過ぎて、
せっかくのチャンスを自分で潰すところでした。
だったらココから先は演じなければ!
食事の後、少しドライブすることになり
彼が夜景スポットへ連れて行ってくれることになりました。
小高い山の中腹から見る都会の夜景はとても綺麗で
こうして二人で並んで見ていると
フ・・っと彼と彼女だったころに戻っていくような
そんな錯覚をしてしまいそうです。
(思い出の刷り込み・・これもマニュアルに書いてあった。)
「いいニオイがする なにかつけてる?」
と彼が言いました。
「あ、今日は美容院行って来たん^ ^」
「ふ~ん。。今でも髪大事にしてるんやな・・」
「うん。」
時折 彼はうつむいて
何か考えているように見えました。
二人の間に流れる懐かしい空気。
私の前を歩いている彼の背中を見ながら
いろんな思いがこみ上げます。
彼も少しでも私と同じ感情を
思い出してくれているかな?
もう少し一緒に居たい。
でも、そろそろ帰らないと・・。
お話は続きます。
まだまだ続きます。愛をください。
↓↓