自粛生活でコロナ離婚が増えてる原因は?
新型コロナウイルスの感染拡大によって2020年4月に全国に緊急事態宣言が発令されました。発令される前も、解除された後も会社、学校、家庭でも自粛ということが積極的に行われてきたわけですが、最近になって家庭内で異変が?!
それは、「コロナ離婚」です。
ただし、コロナウイルスが直接的な原因となっているわけではなく、コロナウイルスで外出自粛しなければならない状況が離婚の引き金となっているようなのです。
ちなみにノンの所には同棲中のカップルがコロナによる自粛生活が引き金になってお別れしてしまった・・なんて相談も舞い込んでおります。
では、なぜ外出自粛で離婚(別れ)にまで至ってしまうのでしょうか?
今日は、「コロナ離婚の原因」「夫と妻の言い分」「離婚しない為の予防策」について述べていきたいと思います。
妻に許してもらい離婚を回避する方法
夫との離婚を回避して、元通りに修復する方法
コロナ離婚したくなる「夫の言い分」「妻の言い分」
冒頭でもお話した通り、新型コロナウイルスが離婚の直接的な原因になっているわけではなく、あくまで外出自粛によって夫婦間の問題が浮き彫りになったことで離婚を決断する人が増えているというのが正しい捉え方といえます。
それでは、いったいなぜ外出自粛で家の中の夫婦の時間が増えたことによって、夫婦関係が悪くなってしまったのです。
夫婦がいつも一緒に居ることでなぜ夫婦仲が悪くなんでしょう?
そこには、普段の生活では見えない(見ないようにしている)性格や価値観が関係しているのです。
外出自粛で夫婦で過ごすの時間が長いと、「え?そんな非常識な考えなんだ」とか、「家庭を大事に思っていないんだな」という夫と妻、両者の不満が浮き彫りになってきます。
例えば、
妻の言い分:子供と遊んだり、お風呂に入れたり、赤ちゃんであればオムツを変えたりといったことを「時間があるにもかかわらず」やってくれない
夫の言い分:手伝って欲しいなら「●●をこんな風にやってほしい」って言ってくれなくちゃ分からないよ 意味なく妻が不機嫌でこっちも気分が悪い
妻の言い分:外出自粛期間中なのに、パチンコに行こうとしたり、友人と遊びに行ってしまう
夫の言い分:ほんのつかの間の楽しみのつもりなのにガミガミ言われ息が詰まる⇒家に自分の居場所がない。
妻の言い分:家にいる時間が長いので、これ見よがしに奥さんの家事や育児をチェックしてダメ出しする
夫の言い分:普段見てなかった妻のいい加減な家事のやり方を見て幻滅した
というような原因が挙げられます。
普段はお互い仕事をしていたり、家事と仕事をしていたりと、一緒にいる時間が短いがゆえにわからなかった性格や価値観が、如実にわかるようになるのです。
こういった「夫と私は価値観がここまで違うんだ」「今まで妻の何を見てきたのかな?」「この人にとって家庭って大事じゃないのかも?」という絶望感から、「離婚したほうが良いかも」と決断してしまうというわけです。
あるデータでは、約4割の夫婦のどちらかが「コロナをきっかけに離婚を考えるようになった」というデータがあるほど、社会的な問題へと発展しているのです。
コロナ離婚を防ぐための対策(妻編)
外出自粛やテレワークへの移行などで、在宅時間が急激に増えた現在の生活ですが、新型コロナウイルスが収まった後も第2波、第3波のリスクやテレワークの増加によって、今後も同じように夫婦共に家にいる時間は増えそうですよね。
今現在は何とか不満を我慢することができても、長期的には離婚を考えたり、実際に離婚を決断するという事になる確率は高くなってしまいます。
そうなる前に、コロナ離婚にならないように予防する方法を講じることはできないのでしょうか。
女性側の視点で、コロナ離婚にならないように予防する方法があるとすれば、
・ほんの些細なことでも、「手伝ってくれてありがとう」という言葉をかける
男性って本当に単純な生き物です。「もっと家事や子供の世話を手伝ってくれても良いのに」という思いはグッとこらえて、些細なことでも手伝ったことに対して「やっぱりあなたに手伝ってもらって助かるわ」って褒めてあげることが大切です。
そうすることで、男性は、「俺も役に立ってる」と実感し、気持ちよくもっと手伝うようになるはずです。
・価値観は違って当然という意識を持つ
結婚する前の恋愛や、結婚したての頃の2人の感覚をいつまでも持つのではなく、現在のお互いの価値観をある程度尊重する気持ちを持つべきです。
家で一緒にいる時間があまりない生活を何年、何十年としていたわけですから、価値観が違ってくるのも当然です。
ここだけは同じ価値観でなければならないという大事な部分以外は、許容するように心がけましょう。
コロナ離婚を防ぐための対策(夫編)
今回のコロナ離婚という話題は、主に「女性側が我慢できなくなってしまう」ことで起こるケースが多いといわれています。
普段絶対に家にいない時間帯に旦那さんが家にいることで、余計な家事が増えたり、許せない価値観が見えてしまうのです。
夫側としてはコロナ離婚しない為の予防策として、
・主に家事をしていた妻のやり方や意見をなるべく尊重し、あまり口出しをしない
・子供のいる家庭であれば、「俺も手伝うよ」「何か出来ることある?」って自ら動く
・自粛はつらいが、自分だけパチンコに行ったり友達と遊ぶといった行動を控える
・妻への労いの言葉をかける「いつもありがとう」
というような配慮をすることで、妻がコロナ離婚を決断しないようにすることができるはずです。
家族会議を開こう!
最終的には家族会議、いわゆる話し合いの場を持つことですね。
極めて冷静な態度で「いつの何時から大事な話がしたいのでお願い出来ますか?」と言えば大概の大人はびびるでしょう。
クールな態度で臨むことでピリっとした雰囲気が出来るわけです。
妻は感情で話すのではなく、ノートにでも不満に思ってること、質問等を箇条書きにし、きちんと順を追って話せるように準備を整えましょう。
また、どうして欲しいのかを明確に、且つ「具体的」にすることがとても大事です。
夫も自分の不満を封印するのではなく普段言えない不満やなんかも吐き出してしまえばいいのです。
妻に対しては母性的な感情を揺さぶる作戦が効果があると思いますよ。
コロナ離婚が増えてきてるって本当?その原因と離婚回避の予防策のまとめ
新型コロナウイルスの影響で、外出自粛やテレワークへの切り替えによって夫婦揃って在宅する時間がとても増えてきています。
お互いを干渉しすぎたり、家事や子育てに感心がないことを痛烈に感じたり、家族なのにわかり合えない・・。
家庭という閉鎖的な空間で「離婚しようかな」って思い詰めるのも無理はないのかも知れません。
だからといって結論を一人で決めてしまうのは、時期尚早です。
こんな状況だからこそ、家族、夫婦で向き合う時間を作ってみてはどうでしょうか?
夫も妻もお互いの価値観の違いを受け入れる姿勢、意識を変えることでコロナ離婚なんて回避できますよ きっと。
このままじゃ離婚回避出来ないかも?!本気で夫婦関係がマズくなってきたら?
こちらを⇒離婚回避する方法