ある日の新聞の人生相談にとても良い記事があったので紹介したいと思います。

復縁にも通じるアドバイスになります。

 

別れた彼に新しい彼女 憎い

 

~読売新聞『人生案内』より

相談を投稿してきたのは、M子さんという高3の女子高生。

同じ学校の彼に2年の時に告白され交際がスタート、親も公認でお付き合いでした。

ですが1年後、彼の部活が忙しいからと言う理由でお別れすることになってしまいました。

M子さん自身は自分が文句を言ってしまったことが本当の原因で、嫉妬心が強かったことを反省していました。

ところがある時元カレに新しい彼女ができます。

彼女は、M子さんも知ってる子で、人の悪口を言ったり、校則違反の化粧をしたり、他の男子と仲良くしたり、M子さんの元カレとの仲の良さを見せつけてきたりもするそうです。

彼に執着心はないものの、二人を見るといろいろ考えてしまうし、見下されているとも感じるし、彼女のことが嫌いだと言うM子さん。

「どうすれば心が楽になるでしょうか?」と相談してきました。

 

この相談役を受けたのは、作家の出久根達郎さんなんですが、そのアドバイスが秀逸で私はシビレてしまいました。

 

その出久根達郎さん答えが以下になります。

↓  ↓

 

心が楽になる方法?なにを言ってるんですか

あなたはもっともっと のたうちまわるほど苦しむです。

それが恋というものです。

 

あなたは嫉妬によって彼を失い、嫉妬の恐ろしさを恋から学んだはずのあなたが、また同じことで悩んでいる。更なる苦悩が必要です。

 

彼女に見下されていると感じたなら、このままでいいのですか?

見返そうと思いませんか?

 

見返すためにはどんな方法があるでしょう?

彼女を見返すために、元カレより優れた恋人も作る。

優れた人から好かれるためには人格を磨くことです。

 

「恋の悩みは、人を大きくします。人は苦しむことで成長するのです」

 

このように締めくくっています。

 

結局、嫉妬を乗り越えるのも、意中の人の心を掴むのも「自分磨き」なんですね。

 

ご本人は紙面でしか答えを読めないのか、事前に読んだのかは知りませんが、出久根さんのアドバイスをもらったM子さんの感想も聞いてみたいですね。

 

いろんな意見はあると思いますが、私はスカっとしましたね。

 

M子さんは素直に自分の感情を出していて、想いが伝わってくるというか、ついつい感情移入しまいました。

中でも「憎悪」のインパクトがなかなか強いです。

 

この投稿を読んで、M子さんのことを否定的に捉える人も、もしかしたら居るかも知れません。

でも、私は、自分の気持ちとしっかり向き合っていることからして、すごく思慮深い子なんだろうな、と思いました。

 

だからこそ、突き放したような言い方をする出久根さんの回答も、真正面から受け止められるはずです。

出久根さんもそれが分かっていたような気がします。

 

女子高生だからって、回答に、優しく手を抜く必要はありません。

人生を教えてくれるのは、人生の先輩しかいないのですから。

出久根さん、よくぞ言ってくれた、という感じです。

 

相談の内容は違いますが、

私も常々同じようなことは言ってます。

 

ここまでキレっキレな言葉じゃないですけど、大人になっても ”失恋した、もう”立ち直れないかも・・” “あの人が憎い” そんな負のエネルギーを持て余してる人はたくさん居て、もったいないなと思います。

 

憎い、悔しいマイナスの感情って自分を大きく変える別のパワーに転換できるんですよ。

 

「人生案内」非常にためになります。

 

 

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