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「妻とは別れる」不倫男の常套文句なぜ女性は信じてしまうのか?

妻とは別れるから・・はうそ?

 

新型コロナの感染抑制のため自粛が始まってけっこうな期間が費やされています。

どこかの番組で「不倫に関する相談、訴訟が減少している」って聞きました。

 

でしょうね。家から出にくいし、会えば濃厚接触は必然ですからね。

しかし、いつの時代も既婚者の不倫は多いものです。

 

不倫自体は刑法で定められているわけではないので犯罪ではないのですが、損害賠償の対象にはなります。

 

また、不倫は「不貞行為」と呼ばれ、離婚の訴えを起こす理由として有効なものです。

 

配偶者にバレてしまうと、社会的にも経済的にもかなり大きな痛手となるにも関わらず、不倫をする男女は後を絶ちません。

 

夫と離婚したくない・妻との離婚を回避したい人

 

少し前には鈴木杏樹さんと喜多村緑郎さんの不倫が話題になりましたよね?

 

特に注目されたのがこの言葉です。

 

「妻とは別れるつもり」です。

 

 

不倫をしている既婚男性のセリフを聞いたことがあるという女性も多いのではないでしょうか?

 

鈴木さんはうっかり信じてしまったのですね~。

でも、それは"うそ"だったんですよね~。

 

「妻とは別れるから」不倫する男性が使い古してきた常套句とも言えるような言葉をなぜ女性は信じてしまうのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

 

 

既婚男性が不倫をする理由

 

 

既婚男性が不倫に走ってしまう原因は、大きく3つのパターンに分かれると考えられます。

 

 

 

①妻とは違う女性と関係を持ちたいから

 

 

多くの男性はいつでも「若くてきれいな女性と関係を持ちたい」という願望を持っているものです。

 

これは、「多くの子孫を残すため」という本能が少なからず関係していますが、人間は知性と理性を兼ね備えた生き物であり、倫理的に問題のある「違う女性との肉体関係」については、自覚と節度をもって制御しなければいけないのです。本来であれば・・。

 

 

しかし、残念ながら多くの既婚男性は、長い夫婦生活の中で1度や2度、違う女性と関係を持ってしまいます。

 

 

これから説明する他の理由と比べると、肉体的な部分で改善できる可能性はあまり高くないのがこの「他の女性と関係を持ちたい」という理由の厄介なところ。

 

性依存症や予備軍である可能性が高く、時間とお金、そして相手となる女性がいれば再び不倫に走ってしまうのです。

 

 

 

②精神的な癒しを求めているから

 

 

一般的に幸福な家庭を築いている夫婦の間では、「お互いを癒せるような関係性」が保たれています。

 

小さな喧嘩や直してほしいところなどがあったとしても、お互いを想う愛情があれば、その存在自体が癒しいとなるのです。

 

しかし、結婚してから10年、20年と月日が経つにつれてお互いを想う愛情が薄れていき、肉体的にも精神的にも距離が生じてしまうのです。

 

 

そんな癒しのない暮らしを長い期間続けていると、「違う女性に癒しを求めてしまう」という衝動に駆られます。

 

職場の部下や異性の友人などがこちらに好意を抱いている場合には、一気に不倫関係に発展してしまうのです。

 

この不倫理由に関しては、前記した「他の女性と関係を持ちたいから」という理由とは全く異なり、精神的な部分で不倫相手と繋がってしまうので、かなり厄介なのです。

 

 

 

③日々のストレスの発散の為

 

 

前記した2つの不倫理由と比べると、この「日々のストレスの発散の為」という理由は改善の余地が十分にあるといえます。

 

仕事のストレスや人間関係のストレス、そして金銭的な不安や将来への不安など、現代人は多くのストレスを抱えて生きています。

 

そんなストレスフルな状態で暮らしている中で、ふと優しく接してくれる異性の存在というきっかけによって不倫へと走ってしまうのです。

 

 

 

女性はなぜ「妻とは別れる」というセリフを信じてしまうのか?

 

 

不倫している男性が使う「妻とは別れるつもり」という常套句。

 

ドラマや映画、そして現実世界でもよく耳にする言葉ですよね。

 

大抵は「そんな言葉信じるわけないでしょ」と思うものです。

 

しかし、もしも女性であるあなたが、現在「不倫をしている」もしくは「不倫してしまいそう」な状況であるならば、この「妻とは別れる」という言葉を信じてしまう可能性が高いといえます。

 

 

そう。

 

 

恋は盲目なのです。

 

 

もしかしたら"奥さんと別れてわたしを選んでくれるのかもしれない"という期待が心のどこかにあるからこそ、うまくいかない可能性には目を向けることができなくなってしまうのです。

 

 

「ソロモンのパラドックス」という言葉が心理学では使われます。

 

 

これは、「他人のことはよくわかるのに、自分のこととなると正しい判断ができなくなる」というものなのですが、まさに不倫中の女性はそのような心理状態になるのです。

 

 

離婚調停を得意とするある弁護士さんは、「妻とは別れると言った男性の9割は別れるつもりがない」と言っています。

 

数字的にも妻とは別れるがうそである可能性が高いってことが言えるようです。

 

やはり、男性としては、不倫相手である女性との関係を終わらせずにこのままの関係を継続させたいという考えから、「妻とは別れる」という言葉を使ってしまうのでしょうね。

 

 

 

どんなに立派な人間でも、自分の精神状態や配偶者との関係性の悪化などによって不倫を選択してしまう可能性は十分にあるのです。

 

 

しかし、多くの不倫をしている男性が使う「妻とは別れるつもり」という言葉は、残念ながらあまり本心は含まれていないことがお分かりいただけたかと思います。

 

 

「人の不幸の上に成り立つ幸せはない」

 

 

そんな風に考えて、踏みとどまるのが最善の選択肢といえるのではないでしょうか。

 

不倫経験者の多くの女性が、以前の恋を引きずっていたり、家にも職場にも自分の居場所がなくて寂しくい時、そんなタイミングで既婚男性との不倫にハマりやすいとか。

 

一時期は誰かの肩を借りてもいいでしょう。

でも、その先の幸せは自分で、もっと大きな収穫を得られるように、女性も強かに生きたいものですよね。

 

※不倫の復縁相談は受け付けておりませんので悪しからず。。

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カミュのペストを読んで~私が今できること

新型コロナウイルスの感染対策としてとうとう緊急事態宣言が発令されましたね。

「 Stay Home」でございます。

 

とはいえ、私自身は以前の生活とそれほど大差ないのです。

 

普段からインドアで地味な暮らしゆえ、一般の人ほど退屈とかしないのでしょう。

 

ですので、こうして誰かの相談メールを待つのみでございます。

相談してきてくれる人が居ると嬉しくて仕方ないくらいです。

 

ちなみに今ならお返事すぐ返せますよ(笑

 

ペストと新型コロナウイルス

さて、ここからお話が変わりますが、最近『ペスト』という本を読みました。

 


この本はノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作の一つです。

 

昭和44年が初版ですので、随分と昔に出版された本なのですが、新型コロナの流行によって再び脚光を浴びている本のようです。

 

現在、書店ではなかなか手に入りにくくなっています。

 

さて『ペスト』ってどんな本かというと、時代は1940年代、アルジェリアにあるオランという都市でペストが発生したという想定で始まります。

 

ペストの蔓延で間もなく都市が封鎖(ロックダウン)され、その中でいろんな立場の人間の関わり合いが描かれています。

 

文章が長く、小難しい表現が多いので読み慣れてない人には著者のいわんとすることを汲み取るに苦労するかも知れません。

 

(私は「100分de名著」と合わせ読み、やっと飲み込めた次第です。意味を理解できるようになるとものすごく深い意味を持った本だと分かりました)

 

完璧に理解することはなくても、病気の広がり方や、刻々と変化する人々の様子、政治と市民の隔たりが今のこの世界状況と重ります。

 

感染初期の頃は、市民はカフェや夜の酒場で集まり「まあ、そのうち過ぎ去ってしまうだろうから、それまでの我慢だ」と、安穏として暮らしているのです。

 

日本もちょっと前までそうだったですよね。

この辺りの情景が非情によく似ています。

 

ですが、状況は良くなるどころか、一気にオーバーシュートを迎え、医療崩壊。

死者が増え過ぎてお葬式もままならないような事態になってくると人は「感情」の起伏というものがなくなっていくんですね。

 

この本に出てくるキャラクターに共感するのは人によって異なるでしょう。

 

私が注目したのはこの男。

感情の揺れ幅が最も大きかった新聞記者のランベールです。

 

彼はこの町の住人ではなく、仕事でたまたまオランを訪れていて、ペスト封じ込めのための都市封鎖で帰国できなくなってしまったのです。

 

ランベールその愛の形

 

ランベールには恋人がいました。

なんとかしてパリに残して来た彼女の元へ帰ろうと、色々と手を尽くすのですが、なかなか上手くいきません。

 

個人の事情とか聞き入れてもらえません。例外なしです。

 

彼は「愛するもののために生き、また死ぬ」という信念の持ち主でしたが、医師リウーと出会うことによって変わっていきます。

 

彼はリウーの友人タルーが結成した「保険隊」に加わり、その仕事の合間を縫って密出国の準備を進めていて、最終段階まで整えます。

 

ですが直前になって「僕は行きません。あなたたちと一緒に残ります」といって密出国を諦めるんです。

 

ランベールの心を動かしたのが、リウー医師の言葉でした。

 

自分の置かれた状況を見極め、誠実に"ただ自分に出来ることをする"

過酷な医療現場で黙々と働き、患者に寄り添っているリウーと保険隊の仲間と過ごすうち、ランベールは覚悟を決めたんです。

 

大変な状況を見てしまった以上、ここで自分だけが抜け出せば、きっと恥ずかしい気持ちになる。それは彼女を愛することの妨げにもなるだろうと思ったのです。

 

ここは感動的な場面ですね。

 

私がもし彼女の立場だったら、それでも帰って来て欲しいと願うかな?私よりそっち?って文句言ったかも・・

 

ランベールの彼女だから、怒ったりせず信じて待ち続けたのかも知れません。

 

で、この二人が最終的にどうなったのかというと

やがてペストの感染が終息し都市封鎖が解除された時、ランベールは彼女をオランに呼び寄せて再会を果たすのですね。

 

他にも訳ありの人物が色々登場しますが、最も良い結末を迎えたのがこの人なんでしょう。

 

あなたが今すべきことは?

さて、ここでまた話は変わりますが

 

今、家に居ながらあなたに出来ることは何か?考えてみてくださいね。

 

復縁したい相手にコンタクトを取るよりも先にすることはないですか?

 

はい。私にメールすることです。(笑

 

緊急事態宣言中でも相談は受け付けております。

お気軽にご利用ください(⌒-⌒)

 

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